今、ウォン安で大人気の韓国旅行。昨年からの年末年始の釜山は日本人で沸き立っていたそうです。染まりやすい我がマダムスファミリー、2008年クリスマスは釜山で過すことに決定、行ってまいりました。
幸い、ラッシュの前で全行程、ゆっくりとすごすことができた二泊三日のパックツアーでした。
▶水中翼船3時間ほどでお隣の国へ
博多と釜山を一日八往復で結ぶ高速船BEETLE、船旅というよりは飛行機感覚の乗り心地、ちょっと奮発してグリーン席で快適に往復しました。
▶釜山 ( Pusan )・・ 想像外の大都市でした
人口360万人、今回初めての訪問で知りました。なにしろ、横浜市360万人・大阪市260万人ですからご想像ください。福岡市は140万人ですから半分にも満たないことになります。
釜山は海岸線に沿って丘陵地が迫り、イメージは長崎。街の雰囲気はまるっきり大阪ですが・・
傾斜地に密集した建物群は圧巻です。それだけに、開発は海に添って東に延びているようですが、特にリゾートやショッピング、高層ビル群開発に沸く「海雲台」地区の開発熱気は凄まじく、上海・外灘(バンド)にせまる迫力です。今回の映像ではそのスケール感が表現できていないのが残念です。
▶慶州 ( Gyeonjju )・・「屋根のない博物館」
約一千年前に統一新羅の王都として栄えた、韓国で最も由緒ある地。京都というよりは奈良に近く感じましたが、厳しい景観保持努力が実っており、奈良よりもさらに現在の経済成長に毒されない、落ち着いた佇まいが保たれています。
今にして思えば、文化・風俗の部分をしっかりと捉えてくればよかったと後悔しています。今時の民放TV旅番組並みの軽薄ムービーでお恥ずかしい次第ですが、なんせ軽佻浮薄が売りのマダムスファミリーのこと、なにとぞご容赦の程。
Wrote Dec.2008