我が子の成長を目の当たりにして自身の老いを自覚して行くと言うが、小生、いつまでも若いのは(「気だけだよ」などとぬかす輩もいるが)子供がいない所為なんだろうか。
▶日本舞踊の家元・寿菊派若柳流の副家元を勤める若柳菊さん。可愛いかった小学生の女の子が、気がついてみたら人妻であり一児の母になっている。
時が為す技というものは恐ろしいものでありますな〜。自分の成長(?)を否応なく自覚させられてしまいます。
▶今回の寿菊派若柳流・博多座公演は三回目を数えるが、過去二回の場合は社会に出てはいても充分、芸に打ち込むことが出来ていただけに、二年半前の結婚以来の堅実な良妻として二足の草鞋、さらに11ヶ月前に恵まれた愛娘の母としての三足目の草鞋も加わり、今回の公演に向けての準備には相当なプレッシャーがあった様子である。が、さすが「栴檀は双葉よりかんばし」い愛ちゃん(こう呼ばせてもらってます)、ものの美事に観客を魅了してくれました。
しばらくは三足の草鞋生活、大変でしょうが、愛ちゃんならばケンチャナよ!ご健闘をお祈りしています。