2009年3月、今年は九州の桜は早咲き、三月下旬にははや八分の状態となり、頃も啓蟄、我がマダムスファミリーの旅行の虫も蠢きだしてしまいました。
しからばと今回、Aki-G夫婦おなじみの山陽路に繰り出すことと相成った次第。顛末のほど、ご笑覧ください。
出発の日は折良く(折悪しく?)「高速道・どこまで行っても一千円」の初日。マスコミの大騒ぎに渋滞・遅滞を危惧しながらの出立と相成りましたが、少なくとも西日本の地方に於いては拍子抜けするようなスムーズさ。
上天気の一泊二日旅を満喫できました。
▶まずは昼食・腹ごしらえ
以前聞き及びし宮島口名物の穴子飯。一度立ち寄ったときは推奨を受けていた店を間違えていたため、今回は充分な前準備。
店舗二階に「他人吉(たにきち)」という食事処があるということで、予約不可のところを、メールのやり取りにて縷々、「なぜ私どもが他人吉にて食すことを欲すや」を訴え首尾よくお許しを得ての訪問となりました。
折からの春の行楽シーズンの幕開け。山為す行列を尻目に堪能した他人吉の食事をご覧下さい。
▶「感性息づく芸術文化の町・尾道」を散策
この町を訪れるのは何度目になるでしょうか。重要な目的地でありながら泊する機会はなく大体3〜4時間の訪問ばかりで、我が夫婦の散策コースは決まってしまいました。
千光寺山山頂に登り、だらだらと小道をくだりながら、千光寺→廃屋復興各処→梟の館で喫茶→招き猫美術館でおしゃべり→時間があれば町歩き、となります。各処、魅力を語り出せば切りがありません。尾道を訪れる際はぜひこのコースも念頭に・・
▶今回の宿泊地は倉敷です
倉敷についてはいまさら語ることもないと思いますので、個人的好みを一くさり。
まずはホテル:日航ホテルズながらこじんまりとして落ち着いたたたずまいのこのホテルが大好きです。旧家の、奥行き八間という大きな蔵をそのまま改装したメインダイニング「八間蔵(はちけんぐら)」もシックなたたずまい、美味しい食事と、大好きです。倉敷観光の中心「風致地区」の目の前という利便性もGoodです。
今回初めて気付いたのが風致地区内でであった焼酎Bar「土手下南」。静寂の夜の川端にひっそりと営業していました。無愛想親父のキャラがよいですゾ。
▶帰路の昼食は、お決まり、広島のアンデルセン
これほどの食の館には全国各地、いずこにてもお目にかかったことがありません(あったらゴメンなさい)。山陽路を通る時には必ずここに立ち寄ります。これひとつで「福岡は広島に負けとる!」というのは偏見に過ぎますかしら。広島での昼食や軽食・喫茶の折にはぜひここに・・
忘れてましたが本来はパン屋さんです。パンはいつも福岡三越店で買ってます。ちょっと違うような気がするのは気のせいですかね〜!?。
Wrote Mar.2009